セキュアな接続の構築に関する特徴として、次のようなものが挙げられます。

(1)Gabrielインスタントセキュアコネクト・ソフトウェア は、ローカルピアとリモートピアの両方にインストールする必要があります。 すべてのインテグレーション方法(GSGS、Gabriel Connect  API、およびGabriel Connect Secure DNS API)で、ローカルおよびリモートピアにGabrielがなければなりません。

(2)Gabrielインスタントセキュアコネクト・ソフトウェアの機能は、パブリックIPアドレスを使用するデバイスの接続に限定されません。 Gabrielコネクトテクノロジーは、両方のデバイスがNAT(ネットワークアドレス変換)の背後にあり、インターネットに直接接続されていない場合でも、ピアツーピアVPNを介して通信を保護します。暗号化チャネルは常にエンドツーエンドです。つまり、暗号化はローカルピアで開始され、データはリモートピアに到達するまで復号されません。データはリモートピアに直接送信できます(ネットワークトポロジによっては、UDP NATトラバーサルを使用する場合があります)。

2つのピア間で直接接続が不可能な場合、Gabrielインスタントセキュアコネクト・ソフトウェアは、通信 を容易にするため、中継サービス提供します。データは中継サービスを介してルーティングされますが、リモートピアに到達するまで暗号化されたままです。

注:中継サービスは、暗号化されたデータパケットのルーティングのみを行うもので、第三者に保存されたりアクセスされたりすることはありません。

(3)Gabrielインスタントセキュアコネクト・ソフトウェア は、アプリケーションデータをUDPまたはTCPパケットにカプセル化します。 選択肢としてはUDPでのカプセル化が望ましいのですが、他に選択肢がない場合は、TCPパケットが使用されます。