図7 Gabrielにより保護されたモバイルサービス
図7は、モバイルデバイスのアーキテクチャーを示しています。Gabriel Secured Device Servicesは、AndroidおよびiOSが課すシステムレベルのアクセス制限に対応するよう設計されています。これらのモバイルOSは、アプリケーションによるプラットフォームのIPスタックおよびDNSメッセージングへのアクセスを制限します。これらの制限に適応し、通常と同じレベルのGabrielセキュリティを提供するため、VirnetXは、アプリケーションがそのTCP(伝送制御プロトコル)とUDP(ユーザーデータグラムプロトコル)パケットのためのDNSインターセプト機能とVPNトランスポートにアクセスできるアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)を作成しました。このAPIを利用することで、サードパーティーの開発者はアプリケーションを構築し、デバイス上でGabrielのセキュリティを利用することができます。Gabrielのモバイル版にはIPスタックが組み込まれており、図6に示すバージョンで保護されたGabrielモバイルデバイスとGabrielデバイスの両方とシームレスに機能します。これにより、Android、iOS、OS X、Windows、Linuxデバイスの相互運用とGabriel VPNセキュリティの利用が可能になります。このバージョンは、制限のあるサードパーティ製アンチウイルス/ファイアウォールプログラムを使用するWindowsデバイスでも使用することができ、Gabrielはこれらのプログラムと競合することなくシームレスに動作します。
GABRIELセキュリティプラットフォーム(GABRIEL SECURITY PLATFORM)
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