Gabrielセキュリティプラットフォーム(Gabriel Security Platform)の3つめのコンポーネントとして挙げられるのは、Gabriel Secured Device Servicesです。図6および図7は、Gabrielコネクションテクノロジー(Gabriel Connection Technology)により保護された個々のデバイス上で実行されるGabriel Secured Device Servicesを示すものであり、セキュリティサービス提供のための2つのアーキテクチャを示しています。図6は、OS X、WindowsおよびLinuxプラットフォームに実装された基本アーキテクチャを示しています。このアーキテクチャでは、OS内部のパケットルーターとIPスタックを利用し、DNS要求がデバイスから送信される前にこれをインターセプトし、仮想VPNネットワークアダプタを使ってVPNチャネルに関連付けられたすべてのパケットをインターセプトします。このアーキテクチャにより、デバイス上で動作するすべてのアプリケーションが、アプリケーションを変更しなくてもGabriel VPNセキュリティを利用できるようになります。特に、アプリケーションがネットワークスタックにセキュアドメインネームを渡すと、Gabrielは自動的に要求を処理し、アプリケーションが通信するVPNを開始します。

6  Gabriel Secured Device Services

GABRIELセキュリティプラットフォーム(GABRIEL SECURITY PLATFORM

Gabriel Secured DEVICE SERVICESは、認証されたデバイスを確認し、クリックしなくてもオンデマンドでGabrielを作成し、Gabriel Instant Secure Connectを介したVPN接続を開始します。